『トリガー』を読んで、スマホで毎日の問いを続けられるセルフコーチングアプリを自作した話
- Daisuke Ikeda
- 6月27日
- 読了時間: 6分

マーシャル・ゴールドスミスの『トリガー』に感銘を受け、毎日の「問い」を習慣化しようとして一度挫折した私が、AIの力を借りてスマホアプリを自作するまでの試行錯誤の全記録です。アプリは記事の最後で無料配布しています。
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きっかけ:一冊の本が、私の習慣観を変えた
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マーシャル・ゴールドスミス&マーク・ライター著『トリガー 自分を変えるコーチングの極意』を読んで、深く感銘を受けました。
この本が教えてくれたのは、「よい習慣も悪い習慣も含めて、人間は習慣によって人間性がつくられる」というシンプルで本質的な真実です。
人は環境や感情という「トリガー(引き金)」に反応して行動します。そのトリガーを自覚し、毎日自分に問いかけることで、理想の自分に近づいていける——そのメッセージが、胸に刺さりました。
本の中で紹介されている「毎日の積極的な問い」というメソッドがあります。「今日、幸せになるために最善を尽くしたか?」「今日、健康に生きるために最善を尽くしたか?」……そんな問いを毎日10段階で自己採点し、記録していくという習慣です。
シンプルだけど、続けることで自分の行動パターンが見えてくる。さっそく始めることにしました。
「毎日、自分に問いかけることが重要だ。結果ではなく、努力したかどうかを問うのだ」
——マーシャル・ゴールドスミス『トリガー』より
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Googleスプレッドシートで始めたが、1週間で挫折
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本に倣って、まずはGoogleスプレッドシートで毎日の問いを管理してみました。列に日付、行に質問を並べてスコアを入力するシンプルな構成です。
ところが、続けてみると問題が見えてきました。
スプレッドシートで感じた「面倒くさい」
・ スマホのブラウザでスプレッドシートを開き、セルを選択して数字を入力する——それだけのことが、毎日やるには意外と面倒くさい
・ スマホの小さな画面でセルを正確にタップするのが難しく、入力ミスも多い
・ 夜寝る前にやろうとしても、手間を感じて「明日でいいか」が続き、1週間で自然消滅
スマホ向けのセルフコーチングアプリも探してみましたが、質問の内容を自分でカスタマイズできるものが見つからず、しっくりくるものがありませんでした。
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転機:「ClaudeというAIでアプリが作れるらしい」
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そんな時、周りの人から「ClaudeというAIでアプリが作れるらしい」という話を聞きました。プログラミングの知識がなくても、作りたいものを日本語で説明するだけでアプリが出来るというのです。
「だったら、自分の理想のセルフコーチングアプリを作ってしまおう」
そう思ってClaudeに話しかけてみました。作りたいアプリの内容と、本に倣った11個の問いを入力すると——あっという間に、それらしいアプリが完成しました。
操作はシンプルです。スライダーを指でスーッと動かすだけ。0〜10点の評価が直感的にできます。これなら寝る前の2〜3分でできそうでした。
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うまくいかなかったこと、その全記録
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順調に見えたアプリ開発でしたが、使いながらいくつかの問題が次々と出てきました。正直に書きます。
壁1 記録が残らない問題
最初に作ったバージョンは、アプリを閉じると入力した内容が消えてしまいました。毎日の記録が蓄積されてこそ意味があるので、データを保存できるよう改良しました。
壁2 次の日に消える問題
保存できるようにしたのに、翌日アプリを開くと記録が消えている……。何度もClaudeに相談しながら、複数日のデータが確実に蓄積されるよう修正を重ねました。
壁3 アプリを開くのが面倒問題
記録はできるようになったものの、使うたびに「ClaudeのChat履歴を開いて → 会話の中からアプリを探して → 起動する」という手順が必要で、また億劫になってきました、、
せっかく作ったのに、また放置状態が続く。
壁4 ホーム画面に追加できない問題
Claudeに相談してアプリをHTMLファイルとしてスマホに保存する方法を教えてもらいました。しかしChromeで開いても「ホーム画面に追加」のメニューが表示されず、また壁に当たりました。
解決!「ショートカットメーカー」アプリとの出会い

Claudeに別の方法を尋ねたところ、Androidアプリ「ショートカットメーカー」を教えてもらいました。
スマホのファイルの場所を指定して、アイコン画像やアプリ名を設定するだけ。それだけで、本物のアプリそっくりのアイコンがホーム画面に追加できました。
アプリの名前は「トリガー」に、ファイル名は「セルフコーチング」に決定。本の表紙をイメージした赤×金のアイコン画像もClaudeに作ってもらいました。

欲が出てきた:質問の管理画面を追加
ここまで来ると欲が出てきました。
毎日の質問を自分で自由に編集・追加・削除・並び替えができる管理画面をClaudeに依頼して追加しました。これで、自分だけのオリジナルの問いかけリストが作れるようになりました。

GooglePlayストアへの公開も考えましたが、デベロッパー登録料や審査など少しハードルが高く、今回は断念しました。
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完成したアプリの主な機能
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試行錯誤の末に完成した「トリガー」セルフコーチングアプリの機能をまとめます。
毎日の10段階評価
スライダーをスーッと動かすだけ。直感的に0〜10点で評価できます。
履歴と平均の自動集計
項目ごとの全期間平均と総合平均を自動で計算。自分の成長が一目でわかります。
質問の編集・追加・削除・並び替え
管理画面から質問を自由にカスタマイズ。自分だけの問いを設定できます。
スマホのホーム画面から直接起動
インターネット不要でオフラインでも動作します。
データはスマホ本体に保存
記録はすべて端末内に保存されるのでプライバシーも安心です。
完全無料
広告なし・課金なし。HTMLファイルを一つダウンロードするだけで使えます。
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さあ、今日から毎日の問いを始めよう
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アプリの準備はできました。あとは今夜、寝る前の2〜3分だけ試してみてください。
スライダーを指でスーッと動かして、11の問いに答えるだけです。「今日、幸せになるために最善を尽くしたか?」——正直に、直感で動かしてみてください。点数が低くても気にしなくて大丈夫です。
大切なのは、毎日「問いかける」こと自体です。結果ではなく、努力したかどうかを問う——それがゴールドスミスの教えの核心です。
最初は続くか不安かもしれません。でも毎日アイコンをタップするだけでアプリが開き、スライダーを動かして保存するだけ。これなら続けられる、そう感じてもらえるはずです。
1週間後、1ヶ月後、自分のスコアの変化を眺めるのが、きっと楽しみになります。
このアプリが、あなたの「毎日の問い」を始めるきっかけになれば、これ以上嬉しいことはありません。
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アプリを無料でダウンロードする
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以下からHTMLファイルをダウンロードしてご利用ください。
スマホへの設定手順
1. 上のリンクからHTMLファイルをダウンロードする
2. ダウンロードしたファイルをChromeで開く
3. Androidの場合:「ショートカットメーカー」アプリを使ってホーム画面にアイコンを追加する
4. 毎晩寝る前の2〜3分、スライダーを動かして今日を振り返る
※ データはすべてお使いのスマホ本体に保存されます。インターネット不要でオフライン動作します。
※ 本アプリはマーシャル・ゴールドスミス著『トリガー』のメソッドに基づき個人が自作したものです。書籍・著者とは無関係です。




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